ログハウスのメンテナンスは何をすればいいの?
豆知識

ログハウスのメンテナンスには大きく分けて、外壁塗装と、セトリング(※)という現象に対する調整の2つがあります。
ウッドデッキの塗装は1年に1回、外壁塗装は約5年に1回行うことをお勧めしています。
ご自身で外壁の再塗装をする方もいます。
2階部分の外壁を長期間塗装の必要がない漆喰風の塗り壁仕上げにすると、1階部分の塗装だけで済み、足場代がかからないため、かなり費用を抑えることができます。
アペントでは、半年点検・1年点検・2年点検 の時に、セトリングの調整、柱や階段、建具廻りの調整などを行います。
また、点検の時期以外でも、不具合や心配な事がありましたら、その都度確認いたしますので、お気軽にご相談いただけます。
※ログハウスのセトリングとは
丸太材の重みや乾燥収縮により、水平に積んだ各段が沈下を起こし、壁の高さが低くなる現象です。
通常は築後5~6年で収まることが多いですが、落ち着くまでの期間やどの程度の沈下が起こるかは、ログ材の種類や建物規模、使用環境によって違ってきます。
ログハウス建築においてはこのセトリングを想定し、階段や開口部(窓・扉)などに不都合が生じることのないよう対策を施すことが重要です。
セトリングが進行すると、ログ壁を締め付けるために設けている「セトリングボルト(通しボルト)」に緩みが生じるので、ナットを締め直します。
セトリングボルトの調整は定期点検の時に弊社が行います。