2021.6.12 山梨県南都留郡 Y様 ログハウス新築工事 [伐採・整地・基礎工事]

山梨県南都留郡でログハウスの新築工事が始まりました。
国立公園内の土地なので、山梨県の申請許可を得てから建築工事を開始しました。
敷地内の木は倒木の恐れがあるため伐採し、きれいに整地しました。
建物の基礎と基礎を支える地盤は建築物の安全性を確保するために非常に重要です。
今回のようにきれいに整地するのはもちろん、必要に応じて地盤改良なども行い、安全な建物となるようにしています。
弊社では、ベタ基礎が標準仕様ですが、今回は布基礎にしました。
寒冷地仕様の高基礎(地面より下1m、地面より1mの高さ、合わせて2mの基礎)のため費用がかかります。そのため、布基礎にすることで多少コストを抑えることができました。
基礎のコンクリートを打設するため、型枠を作っていますが、高基礎なので型枠も高いです。
こちらの写真は打設後の様子です。
布基礎の場合、基礎と基礎に囲まれた土の部分は、地面からの湿気が上がってきてしまうことが気になります。
そのため、湿気対策として基礎の中に土間コンクリート(防湿コンクリート)を打ち、基礎下からの湿気を防ぐように施工します。
こういった処理は建物の断熱性や防湿性を評価する長期優良住宅などでも必要となる手法です。
手前の四角い柱は、ウッドデッキを支えるための独立基礎です。
独立基礎は、いつもは円柱にしていますが、完成後に施主のY様がタイルを貼るため、四角い形にしました。
このように、アペントはお客様の細かい要望にもなるべく応えられるよう創意工夫して工事を行っています。